泰阜村は、戦時中中国東北地方(旧「満洲」)へ「満洲泰阜分村」として多くの人々を送り出しました。そこでの生活は、現地中国の人々の暮らしを犠牲にした上に成り立っていました。そして、1945年のソ連参戦と日本の敗戦により多くの命が失われ、また中国に残留せざるを得なかった人も少なくありません。1972年の日中国交正常化以降、こうした「残留日本人」が日本に「帰国」・定着するにあたり、村では役場職員・学校の教師など様々な人たちが関わりながら、ともに過ごせる社会を模索してきました。
今回のシンポジウムでは、この村の満蒙開拓の歴史と中国帰国者支援の経験を振り返るとともに、帰国者自身の体験を2世・3世・4世の立場から語ってもらいます。7月5日が申し込みの締め切りとなっております。多くの皆さんの参加をお待ちしています。
詳細は添付ちらしをご覧ください。
開催日
2025年8月2日(土曜日)シンポジウム 8月3日(日曜日) フィールドワーク
シンポジウム会場
泰阜村 田本あさぎり館
主催
満蒙開拓の歴史を伝える会、飯田日中友好協会泰阜支部
共催
中国帰国者研究センター
後援
泰阜村、満蒙開拓平和記念館、首都圏中国帰国者支援・交流センター
事務局
泰阜村戦後80年平和祈念事業事務局