当村において、新型コロナウイルスワクチンを廃棄する事案が発生したので、お知らせします。
事案の概要
泰阜村役場において、新型コロナウイルスワクチン接種用ワクチン38バイアル(228回分)を廃棄する事案が発生しました。
発生日時
7月12日午前8時00分
発生場所
泰阜村役場
経緯
7月8日に7月9・10・12日に予定していたワクチン92バイアルを受け取り、7月9・10日に54バイアル使用した後、7月12日接種用のワクチン38バイアルを泰阜村役場庁舎内の冷蔵庫に保管した。
役場庁舎には非常用電源装置が設置されていることから、この場所が適切と判断したもの。
12日の朝8:00に出勤した役場職員が、冷蔵庫が冷えていないことに気が付き、問題が確認された。
調べたところ、7月11日15:00頃から、役場庁舎内の一部の電気経路が漏電によって通電されていなかったことが分かった。
役場庁舎の照明等は正常に作動しており、一部の電気経路が不通状態となっていたことは気づくことができなかった。
冷蔵状態でなくなってから17時間が経過していることから、このワクチンについては使用不可と判断した。
漏電の理由は、業者に依頼して調査したが、正確な原因は不明。
なお、7月12日の集団接種は、他のワクチンを調達できたことから、予定どおり実施できた。
今後の対応
当村の新型コロナウィルスワクチンの集団接種は、7月30・31日に「60歳未満の方に対する2回目」を実施するのみとなっています。この分は、7月29日に受取った後は、今回問題となった保管場所と異なる場所に変更するとともに監視用職員を配置し、2時間毎(夜間含む)に保管状況を確認することとします。
貴重なワクチンを廃棄することとなり、誠に申し訳ありませんでした。